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ファクタリングは、自社の売掛債権を売却して早期に資金調達できるサービスです。

かつてファクタリングは法人向けのサービスがほとんどでした。しかし近年ではフリーランスや個人事業主向けに、Web完結で現金化できる、少額から利用できるといった特徴のあるファクタリングサービスも増えています。

この記事では、フリーランスにおすすめのファクタリング業者を7つ紹介します。

 

フリーランス向けファクタリングのおすすめ7選

フリーランスにおすすめのファクタリング業者は以下の7つです。

・バイオン
・FREENANCE
・ペイトナーファクタリング
・QuQuMo（ククモ）
・ラボル
・GMOフリーランスファクタリング
・みんなのファクタリング

それぞれ詳しく紹介します。

バイオン

バイオンの最大の特徴は、審査でAIを活用しているためスピーディに現金化できる点です。

まずメールアドレスとパスワードを登録すると、申込フォームに遷移するURLが登録したメール宛に送られてきます。送られてきた申込フォームに入力し、必要書類をアップロードするだけで申請完了です。

最短で審査が60分で終了し、問題なければ指定した口座に買取代金が振り込まれます。

申し込みから買い取りまでWebで完結し、郵送物のやり取りや来店や面談の必要がありません。そのため、忙しいフリーランスでも簡単かつスピーディに資金調達ができます。

またバイオンのファクタリング手数料は一律10%です。一般的なファクタリング会社では、審査結果が出るまで手数料がわかりませんが、バイオンは手数料があらかじめきまっているため、安心して申し込めます。

フリーランスでも利用しやすいよう、買取下限価格は5万円から利用可能です。

手数料	10%
買取下限価格	5万円 + 振込手数料500円
買取上限価格	上限なし
入金時間	最短60分
必要書類	・直近の決算書一式 ・入出金明細書（直近3ヶ月分） ・売却予定の請求書
Web完結	可能
運営会社	株式会社バイオン
公式サイト	https://ai-factoring.jp

 

FREENANCE

FREENANCEは、東証プライム上場企業であるGMOインターネットのグループ会社、GMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営するフリーランス向け金融サービスです。

FREENANCEのファクタリングは、個人事業主・法人を問わず利用可能です。2社間ファクタリングのみの取扱いのため、請求書の売却を取引先に知られることがありません。

審査は最短30分で終了しますが、利用するためにはFREENANCEの会員登録が必要です。運転免許証やマイナンバーカードなどの顔写真付きの公的身分証を用意して、まずは会員登録をしましょう。内容に問題がなければ、120分以内に登録が完了します。

次に会員登録後、請求書をマイページからアップロードし、即日払いの申し込みをして必要事項に入力。審査結果がメールに届き、審査に通過した場合は会員登録時に入力した口座に買取代金が振り込まれます。

手数料	3〜10%
買取下限価格	1万円
買取上限価格	上限なし
入金時間	最短30分
必要書類	・請求書 ・写真付き身分証 ・入出金明細 ・現住所がわかるもの ・請求書のメール履歴
Web完結	可能
運営会社	GMO クリエイターズネットワーク株式会社
公式サイト	https://freenance.net

 

ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリングは、審査でAIを活用しているため、申し込みから現金化まで簡単・スピーディに行われます。

利用する場合は、まずメールアドレスとパスワードを登録。登録したメールアドレス宛に送られてきたURLから申し込みフォームに遷移し、請求書の内容を入力したあとに請求書をアップロードします。その後SMS認証を済ませ、事業者の情報を入力し必要書類をアップロードすると利用申請は完了です。

審査は最短10分で完了し、審査結果はメールで送られてきます。審査で問題なければ、審査完了の連絡と同じタイミングで入金されるため、待ち時間はありません。手数料は一律で10%となっています。

手数料	10%
買取下限価格	1万円
買取上限価格	100万円（初回利用は25万円）
入金時間	最短10分
必要書類	・請求書（申請日から支払い期日まで70日以内であること） ・顔写真付き身分証明書 ・実体確認資料（サイトURLや口座入出金履歴）
Web完結	可能
運営会社	ペイトナー株式会社
公式サイト	https://paytner.co.jp/factoring

 

QuQuMo（ククモ）

QuQuMoの特徴は、契約に業界シェア80%を超える電子契約サービス「クラウドサイン」を使用しており、万全のセキュリティ体制が整っている点です。法人や個人事業主、フリーランスでも売掛金があれば取引ができます。

申し込みフォームに入力後、本人確認書類をはじめとした必要書類をアップロード。審査が完了すると買取価格や手数料が表示されます。内容に問題がなければ契約を締結すると買取代金が振り込まれます。2社間契約なので、ファクタリングの利用が取引先に通知されることがありません。

現金化までの所要時間は最短で、申し込みが10分、見積り30分、契約・送金1時間の合計約2時間弱です。申し込みから現金化までWEB完結が可能なため、面談の必要がありません。

手数料	1.0〜14.8%
買取下限価格	柔軟に対応
買取上限価格	上限なし
入金時間	最速約2時間弱
必要書類	・本人確認書類 ・保有する全銀行口座の入出金明細直近3ヶ月分 ・請求書 【個人事業主は以下の書類も必要】 ・開業届または、青色・白色の確定申告書一式 ・健康保険証
Web完結	可能
運営会社	株式会社アクティブサポート
公式サイト	https://ququmo.com

 

ラボル

ラボルは東証プライム上場企業である、株式会社セレスの100%子会社、株式会社ラボルが運営するフリーランス向けファクタリングサービスです。申し込みから買取代金振り込みまでWeb完結が可能。24時間365日振り込みに対応しており、最短60分で現金化できます。

ラボルの最大の特徴は、クレジットカード払いで支払いを先延ばしできる点です。ラボルが利用者の名前で取引先に現金で支払い、後日クレジットカード利用代金として引き落とされることで、支払いが先延ばしできます。

手数料もクレジットカード払いにすれば、3.0〜3.5%と通常の買取りよりも安くなります。

手数料	10%
買取下限価格	1万円
買取上限価格	100万円（初回は最大20万円）
入金時間	60分
必要書類	・本人確認証 ・請求書 ・取引を示すエビデンス（LINEやチャットワークなどの取引履歴、取引先からの過去の入金履歴）
Web完結	可能
運営会社	株式会社ラボル
公式サイト	https://labol.co.jp

 

GMOフリーランスファクタリング

GMOフリーランスファクタリングは、フリーランスや個人事業主向けに特化したファクタリングサービスです。GMOインターネットグループが運営しており、信頼性の高さが魅力です。買取手数料が9.5%と低く、利用しやすい料金設定となっています。

必要書類は本人確認書類と請求書のみです。さらに、買取可能額が1万円からと少額の売掛金にも対応。2社間ファクタリングのため、売掛先に知られずに利用できるのもポイントです。

手数料	一律9.5%
買取下限価格	1万円
買取上限価格	上限なし
入金時間	30分
必要書類	・身分証明書 ・請求書
Web完結	可能
運営会社	GMOクリエイターズネットワーク株式会社
公式サイト	https://freelance.factoring.inc/

 

みんなのファクタリング

みんなのファクタリングは、最短30分での資金調達を可能にしており、急な資金ニーズにも迅速に対応可能です。さらに、土日祝日も入金対応しており、平日が忙しい人も安心です。

買取手数料は7%〜15%と柔軟に設定されており、売掛金の内容によって手数料を抑えられるのがポイントです。買取可能額は1万円〜300万円と幅広く、少額の売掛金も気軽に売却できます。

手数料	7.0%〜15.0%
買取下限価格	1万円
買取上限価格	300万円（初回は最大50万円）
入金時間	60分
必要書類	・本人確認証 ・保険証 ・請求書
Web完結	可能
運営会社	株式会社チェンジ
公式サイト	https://minnanofactoring.net/

 

フリーランスがファクタリングを利用する際の選び方

ここでは、フリーランスがファクタリングを利用する際の選び方を紹介します。

急に資金が必要な場合は、即日利用ができるファクタリングを選ぶ

急に資金が必要になった場合は、即日利用できるファクタリングサービスを選ぶのがおすすめです。

最短即日で資金調達ができるファクタリングなら、資金繰りの悪化や思わぬ出費にも柔軟に対応することが可能です。通常は申込から入金まで数日かかるファクタリングも、即日対応サービスを選べばスピーディに資金を手に入れられます。

売掛先に利用を知られたくない場合は2社間ファクタリングを選ぶ

売掛先にファクタリングの利用を知られたくない場合は、2社間ファクタリングを選ぶのが賢明です。

2社間ファクタリングは、売掛先の承諾を得ずに売掛債権を譲渡できるため、利用者とファクタリング会社の2者間のみで取引が完結します。一方、3社間ファクタリングでは売掛先にも承諾を求める必要があり、ファクタリング利用が売掛先に知られてしまいます。

フリーランスにとって、資金繰りの厳しさを売掛先に知られるのはリスクにもなりかねません。2社間ファクタリングなら、そのリスクを回避しつつ、スムーズに資金調達ができるでしょう。

手続きを手間なく進めるなら、必要書類がどれくらいかを確認する

手続きの手間を最小限に抑えるには、必要書類の種類や量を事前に確認しておくことが大切です。

ファクタリング会社によって、審査や契約に必要な書類の種類や提出方法が異なります。中には、印鑑証明書や財務諸表など、用意に時間がかかる書類を求められるケースもあるでしょう。

手続きをスムーズに進めるために、利用前に必要書類をリサーチし、すぐに提出できる状態にしておくと良いでしょう。また、オンライン完結のファクタリングサービスなら、書類の提出もオンラインで完了できるので、さらに手間を省けます。

小口債権を利用する場合は、買取下限価格を確認する

小口の売掛債権を利用してファクタリングを行う場合、買取対象となる売掛金の下限価格を確認しておきましょう。

ファクタリング会社の中には、買取対象とする売掛債権に最低金額を設定しているところがあります。例えば、10万円以上の売掛金しか取り扱わないなど、下限価格が定められている場合があるのです。

フリーランスの方の中には、1件あたりの単価が小さく、小口の売掛金しか発生しない場合もあるでしょう。そのような方は、買取下限価格が設定されていないファクタリングサービスを選ぶことが肝要です。

 

フリーランスがファクタリングを利用するメリット・デメリット

フリーランスがファクタリングを利用するメリット・デメリットを紹介します。

【メリット】

● 資金調達までのスピードが早い
● 負債が増えない
● 信用情報にキズがつかない
● 赤字申告・税金滞納でも利用可能
● 担保や保証人が不要

ファクタリングは、銀行融資や補助金・助成金といった方法よりもスピーディに資金調達が可能です。

またファクタリングは融資ではなく、取引先の売掛債権を買い取ってもらうサービスのため、本人の信用情報よりも取引先や売掛債権の信用が重視されます。そのため、赤字申告や税金滞納でも利用できるのがメリットです。

【デメリット】

● 手数料が高い
● 三社間ファクタリングは取引先に知られる
● 違法なファクタリング業者が多い傾向がある

一方で、ファクタリングは手数料が高い傾向にあります。また、偽装ファクタリングなど違法な業者が多いため注意が必要です。

フリーランスがファクタリングを利用するメリット・デメリットについては以下の記事で詳しく解説しています。
個人事業主でもファクタリングは利用可能？選び方と注意点を解説

 

まとめ

近年では、フリーランスや個人事業主でも利用できるファクタリングサービスが増えています。ファクタリングはスピーディに資金調達ができて、個人の信用情報が重視されないなどのメリットがあるため、急ぎで資金が必要であるフリーランスにおすすめのサービスです。

手数料の安さや入金スピード、買取下限価格など総合的に判断し、適切なファクタリング業者を活用しましょう。

 

 

 

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