ファクタリングに潜む5つのリスクと注意点|回避方法についても解説

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    ファクタリングに潜む5つのリスクと注意点|回避方法についても解説

    初めてファクタリングを利用しようとして調べてみると、リスクや注意点を数多く目にするかもしれません。ファクタリング業は銀行や消費者金融よりも参入しやすいため、悪徳業者に出会う可能性もあります。この記事では、ファクタリングの注意点やリスク、回避方法について解説しています。ファクタリングのトラブルを避けたい方は、ぜひ最後までお読みください。

    ファクタリングを利用するときのリスク・注意点

    ファクタリングを利用する際の主なリスクや注意点は以下の5つです。

    ●手数料が差し引かれる
    ●利用が常態化するとキャッシュフローが悪化する可能性がある
    ●取引先に悪いイメージを与えてしまう恐れがある
    ●取引先の業績次第では利用できないことがある
    ●悪徳業者に出会うリスクがある

    手数料が差し引かれる

    ファクタリングは売掛債権をファクタリング業者が買い取り、手数料を引いた金額が利用者に支払われます。

    ファクタリングは融資とは異なるため、消費者金融に適用される利息制限法の適用を受けません。ファクタリング業者は手数料を自由に設定できることから、手数料が高い傾向があります。

    一般的にファクタリングの手数料は、2社間ファクタリングで「8~18%」、3社間で「2~9%」です。仮に手数料が10%だったとすると、100万円の請求書を売却した場合、振り込まれる金額は90万円になります。

    また、一般的にファクタリングの手数料は、審査が終わった後に決まります。そのため請求書を売却する時点では、実際の受け取り額が分からず、思ったよりも少ない金額しか受け取れないリスクもあります。

    利用が常態化するとキャッシュフローが悪化する可能性がある

    ファクタリングは一時的な資金不足を解消する方法としては有効です。

    しかし、売掛金から手数料が引かれるため、手数料が高すぎると受け取れる金額が減ってしまいます。そのため、資金繰りが改善できずにファクタリングの利用が常態化すると、徐々にキャッシュフローがさらに悪化してしまう可能性があります。

    取引先に悪いイメージを与えてしまう恐れがある

    ファクタリングには、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングがあり、後者を選ぶと取引先に悪いイメージを与えるかもしれません。

    2社間ファクタリングは売掛債権の買取代金が支払われた後、売掛金を回収したら、利用者はその売掛金をファクタリング会社に支払う仕組みです。

    一方、3社間ファクタリングは買取代金が支払われるところまでは同じですが、ファクタリング業者が直接取引先に請求するという点が異なります。そのため3社間ファクタリングを利用すると、ファクタリングを利用している事実を取引先に知られ、資金繰りに困っている会社というイメージを与える恐れがあります。場合によっては取引量を減らされたり、取引を打ち切られたりするかもしれません。

    ただし、2社間ファクタリングでも、債権譲渡登記をしたときは取引先に知られるリスクがあります。取引先が債権譲渡登記まで確認することはほとんどありませんが、知られるリスクがゼロではないことは理解しておきましょう。

    取引先の業績次第では利用できないこともある

    ファクタリングの審査では売掛債権の信頼性が重視されるため、自社が赤字決算でも利用できる場合があります。

    しかし、取引先の経営状態が思わしくなく、売掛債権が未回収になるリスクが高いと判断されると、審査に通らない可能性もあるため注意が必要です。

    一般的にファクタリングは銀行融資よりも資金調達しやすい方法ですが、必ず利用できるとは限らない点は留意しておく必要があります。

    悪徳業者に出会うリスクがある

    ファクタリングは銀行業や貸金業に比べて参入がしやすい業種であることから、ファクタリングを装った悪徳業者も一定数存在しています。特にファクタリング契約の内容が償還請求権あり(ウィズリコース)になっている場合は注意しましょう。

    償還請求権とは取引先から売掛債権を回収できないとき、ファクタリング業者が利用者に支払いを請求できる権利のことです。

    本来ファクタリングは利用者から売掛債権を買い取り、取引先の倒産や債務不履行リスクはファクタリング業者が負わなければなりません。しかし、悪徳業者の場合はファクタリング業者を装って償還請求権がないファクタリング契約を締結させ、売掛債権が回収できないと威圧的な取り立てを行います。

    償還請求権ありのファクタリング契約は、実質売掛債権を担保にした違法な貸付行為に当たります。ファクタリング業者と取引をしたつもりが、実際は闇金だったという可能性もあるため注意が必要です。

     

    ファクタリングのリスクを回避する方法

    ファクタリングにおけるリスクは、ファクタリング業社選びに注意することで回避することが可能です。ここでは、ファクタリング業者選びのポイントを紹介します。

    手数料が安いファクタリング業者を選ぶ

    ファクタリングの手数料は2社間よりも3社間のほうが安い傾向があります。手数料が少なければ、それだけ実際に調達できる手取り額も増えることになります。取引先に理解を得られるようであれば、3社間ファクタリングを検討しましょう。

    ただし、近年では手数料が安い2社間ファクタリングも増えています。ファクタリング業者を選ぶときは、複数社から見積りをとってサービス内容と手数料を十分比較することが大切です。

    また、審査が終わるまで実際に調達できる金額が分からないのは不安という方は、審査をする前から手数料が一律で決まっているファクタリング業者を選びましょう。

    さらに手数料が安いファクタリング業者を選ぶことで、キャッシュフローが徐々に悪化していくリスクも抑えられます。

    2社間ファクタリングを利用する

    ファクタリングの利用を取引先に知られたくない方は、2社間ファクタリングを活用しましょう。また、2社間のなかでも債権譲渡登記を不要としているファクタリング業者を選ぶことで、取引先に知られるリスクはさらに少なくなります。

    悪徳業者の傾向を理解する

    以下のような契約内容を締結しようとする業者は、ファクタリングを装った悪徳業者(ヤミ金融)の可能性があるため取引は避けましょう。

    ●売掛債権譲渡契約に償還請求権が付いている(ウィズリコース)
    ●契約書に売買契約であることが定められていない
    ●手数料が一般的な水準よりも極めて高い
    ●買い取り代金が他社に比べて著しく低い
    ●金銭消費貸借契約を締結して、代表者や家族に保証人になるよう求める

    信頼性の高い売掛債権を選ぶ

    信頼性の高い売掛債権を選びましょう。売掛先が公的機関や上場企業の場合、倒産や入金遅延などのリスクが少ないため審査に通りやすくなります。また、売掛金の支払日が短い、あるいは長年取引を継続している取引先の売掛債権は信頼性が高いため、審査に通りやすい傾向があります。

     

    ファクタリングのリスクを回避したい方はバイオンがおすすめ

    バイオンは2社間ファクタリングで、債権譲渡登記が不要なため、取引先にファクタリングの利用を知られる心配がありません。

    また、申し込みがWebで完結するうえ、AIを活用した効率的な審査を行うことで、10%という割安な手数料を実現しています。手数料は一律で審査結果によって変わることがないため、実際の受け取り額が見通しやすい点も安心して利用できるポイントと言えるでしょう。

     

    まとめ

    ファクタリングは数ある資金調達方法のなかでも手数料が高いため、実際の受け取り額が思ったよりも少ない可能性があります。また、取引先にファクタリングの利用を知られることがあるほか、参入しやすい業種のため悪徳業者に出会うリスクがあるため注意が必要です。

    バイオンのファクタリングは、2社間ファクタリングで手数料も安いことから、こうしたファクタリング特有のリスクを回避できます。安心してファクタリングを利用したい方は、バイオンのファクタリングをご検討ください。

     

     

     

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