ファクタリングの審査は、取引先や売掛債権の信用を重視するため、銀行融資が受けられない個人事業主でも資金が調達できる可能性があります。
この記事では、 個人事業主におすすめのファクタリングサービスや、ファクタリングの概要、メリット・デメリット、利用までの流れについて詳しく紹介しています。 ぜひ参考にしてください。
個人事業主の利用におすすめのファクタリング5選
個人事業主の利用におすすめのファクタリングは以下の5つです。
・バイオン
・FREENANCE
・ペイトナーファクタリング
・ラボル
・QuQuMo(ククモ)
それぞれ詳しく紹介します。
バイオン
バイオンは、個人事業主におすすめのファクタリングです。AIを活用した迅速な審査と完全オンライン取引により、最短60分のスピード入金が可能です。
手数料が一律10%であり、別途費用がかかることはありません。審査前から手数料がわかっているので、安心して利用できるでしょう。さらに最低額5万円から取引可能なため、小口債権に売却したい方にもおすすめです。
手数料 |
10% |
---|---|
買取下限価格 |
5万円 + 振込手数料500円 |
買取上限価格 |
上限なし |
入金時間 |
最短60分 |
必要書類 |
・直近の決算書一式 ・入出金明細書(直近3ヶ月分) ・売却予定の請求書 |
Web完結 |
可能 |
運営会社 |
株式会社バイオン |
公式サイト |
FREENANCE
FREENANCEは、個人事業主・フリーランスに特化したファクタリングです。東証プライム上場企業グループのGMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営しており、安心して利用できます。
オンラインで完結する手続きにより、最短即日での入金に対応。手数料は3%〜10%と比較的低めに設定されています。最低取引額は1万円からです。少額の請求書も柔軟に買い取ってくれるため、小規模な事業者でも利用しやすいのが特徴です。
2社間ファクタリングを採用しているため、売掛債権の売却が取引先に知られることがありません。
手数料 |
3〜10% |
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買取下限価格 |
1万円 |
買取上限価格 |
上限なし |
入金時間 |
最短30分 |
必要書類 |
・請求書 ・写真付き身分証 ・入出金明細 ・現住所がわかるもの ・請求書のメール履歴 |
Web完結 |
可能 |
運営会社 |
GMO クリエイターズネットワーク株式会社 |
公式サイト |
ペイトナーファクタリング
ペイトナーファクタリングは、AI活用によるスピード審査で、最短10分での入金が可能です。
オンライン完結型のサービスであるため、メールや電話でのやり取りが不要です。手数料は一律10%と明確で、初回利用時は最大25万円、2回目以降は最大100万円まで買い取ってくれます。
手数料 |
10% |
---|---|
買取下限価格 |
1万円 |
買取上限価格 |
100万円(初回利用は25万円) |
入金時間 |
最短10分 |
必要書類 |
・請求書(申請日から支払い期日まで70日以内であること) ・顔写真付き身分証明書 ・実体確認資料(サイトURLや口座入出金履歴) |
Web完結 |
可能 |
運営会社 |
ペイトナー株式会社 |
公式サイト |
QuQuMo(ククモ)
QuQuMo(ククモ)は、スピーディーで利用しやすいファクタリングです。手続きがオンライン上で進められるため、来店の手間が省けます。必要書類は請求書と通帳のみと簡素化されているため、審査も迅速です。最短2時間で即日入金されます。
また、2社間取引に特化しているため、取引先に知られることなく利用できるのが特徴です。手数料は業界最安水準の1%。買取可能額に上限がないため、幅広いニーズに対応可能です。
手数料 |
1.0〜14.8% |
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買取下限価格 |
柔軟に対応 |
買取上限価格 |
上限なし |
入金時間 |
最速約2時間弱 |
必要書類 |
・本人確認書類 ・保有する全銀行口座の入出金明細直近3ヶ月分 ・請求書 【個人事業主は以下の書類も必要】 ・開業届または、青色・白色の確定申告書一式 ・健康保険証 |
Web完結 |
可能 |
運営会社 |
株式会社アクティブサポート |
公式サイト |
ラボル
ラボルは即日入金が可能なファクタリングで、最短30分で入金されます。24時間365日の振込対応を行っており、銀行が閉まっている時間帯でも現金化可能です。
買取可能額は1万円からと少額からの利用ができ、初回は30万円まで対応しています。手数料は一律10%と明確で、事前に費用が把握できるのが特徴です。東証プライム上場企業の100%子会社が提供するサービスで、安心感があります。
また、ラボルではクレジットカード払いで支払いを先延ばしできるため、資金繰りの調整がしやすいです。
手数料 |
10% |
---|---|
買取下限価格 |
1万円 |
買取上限価格 |
100万円(初回は最大20万円) |
入金時間 |
30分 |
必要書類 |
・本人確認証 ・請求書 ・取引を示すエビデンス(LINEやチャットワークなどの取引履歴、取引先からの過去の入金履歴) |
Web完結 |
可能 |
運営会社 |
株式会社ラボル |
公式サイト |
ファクタリングとは
ファクタリングとは、売掛債権をファクタリング会社に売却したり、保証料を支払って取引先からの代金の支払いをファクタリング会社に保証してもらったりするサービスのことです。前者を買取型、後者を保証型ファクタリングと言います。
買取型ファクタリングは、さらに2社間ファクタリングと3社間ファクタリングに分かれます。
2社間ファクタリングとは、取引先から利用者に売掛金が支払われた後、ファクタリング会社に代金を渡す方法です。3社間ファクタリングとは、取引先に債権譲渡の通知を行い、承諾を得たうえで、取引先から直接ファクタリング会社に代金が支払われる方法です。
個人事業主でもファクタリングは利用可能
結論からお伝えすると、個人事業主でもファクタリングは利用できます。銀行融資の場合、個人事業主は一般的に信用力が低いため、審査に通りにくい傾向があります。
一方、ファクタリングの審査では重視されるのは、取引先や売掛債権の信用です。そのため、融資よりも比較的高い確率で、資金が調達できる可能性があります。
個人事業主がファクタリングを利用する5つのメリット
個人事業主がファクタリングを利用するメリットは、以下の5つです。
● 資金調達までのスピードが早い
● 負債が増えない
● 信用情報にキズがつかない
● 赤字申告・税金滞納でも利用可能
● 担保や保証人が不要
それぞれ詳しく解説します。
資金調達までのスピードが早い
ファクタリングは、資金調達までのスピードが早いのがメリットです。2社間ファクタリングであれば、早くて即日で資金調達ができる会社も存在します。
「急な出費が発生して資金が足りない」といったとき、ファクタリングにいよる資金調達は役立つでしょう。
負債が増えない
ファクタリングによって調達した資金は、負債として扱われないため、バランスシート上の負債が増えることがありません。将来的に銀行融資も検討している方などは、ファクタリングは一時的な資金調達手段として有効な方法と言えるでしょう。
信用情報にキズがつかない
銀行から融資を受けると、申し込みや融資を受けた履歴が信用情報に登録されます。しかし、ファクタリングは融資ではないため、履歴が信用情報に登録されることがありません。
また、仮にファクタリングの審査に落ちても、その履歴が残ることもないため安心して審査に臨めます。
赤字申告・税金滞納でも利用可能
ファクタリングでは、取引先や売掛債権の信用が重視されるため、赤字申告で銀行からの融資が難しいケースでも利用できます。
また税金や社会保険料の支払いが滞納していても、ファクタリングなら利用できる場合があります。ただし、税金や社会保険料が滞納している個人事業主の請求書買い取りについては、ファクタリング会社によって見解が分かれるため、あらかじめ確認しておきましょう。
担保や保証人が不要
ファクタリングは銀行融資とは異なり、担保や保証人がなくても利用できます。そのため、個人事業主のような小規模事業者に向いている資金調達方法と言えるでしょう。
個人事業主がファクタリングを利用する3つのデメリット
ファクタリングのデメリットについても確認しておきましょう。ファクタリングを利用するメリットは主に以下の3つです。
● 手数料が高い
● 3社間ファクタリングは取引先に知られる
● 違法なファクタリング業者がいる
手数料が高い
ファクタリングは手数料が高いのがデメリットです。ファクタリングの手数料はファクタリング会社が、売掛債権が未回収になるリスクを考慮して設定します。
手数料の相場は2社間で10〜20%、3社間で1〜9%程度です。著しく手数料が高い業者もあるため、申し込む際は手数料をしっかり確認しておきましょう。
3社間ファクタリングは取引先に知られる恐れがある
3社間ファクタリングは売掛債権の回収を利用者と、ファクタリング会社が直接行う取引です。そのため、3社間ファクタリングを利用すると、必然的に取引先に知られることになります。
ファクタリングを利用していることで、取引先に資金面で不安がある業者と捉えられ、取引関係を見直されるかもしれません。
違法なファクタリング業者がいる
金融庁はファクタリングを装って高金利の貸付を行う「偽装ファクタリング」について注意喚起を行っています。
偽装ファクタリングとは、売掛債権の未回収リスクを、ファクタリング利用者に負わせるというものです。こうした保全措置をとっていると、資金を提供した側は相応のリスクをとっていないためファクタリングではなく「貸付」とみなされます。
貸金業の登録をせず、貸付を行うことは違法です。主に次のようなファクタリング会社は、偽装ファクタリングの疑いがあるため注意が必要です。
● 売掛債権の買い取り額が著しく定額
● 手数料が著しく高額
● 契約書に売買契約であることが定められていない
● 譲渡した債権の回収リスクをファクタリング利用者に負わせる
個人事業主がファクタリングを利用するまでの流れ
ファクタリングを利用するときは、次のような流れですすめていくのが一般的です。ここでは2社間ファクタリングのケースについて解説します。
1. ファクタリング会社へ問い合わせ
2. 申し込み・必要書類の提出
3. 審査・見積
4. 契約・入金
ファクタリング会社へ問い合わせ
まずはファクタリング会社に問い合わせをしましょう。個人事業主は対象外としているファクタリング会社もあるため、あらかじめ確認が必要です。
また手数料も各ファクタリング会社によって大きく異なるため、見積もりを複数社からもらって慎重に検討しましょう。違法ファクタリング業者か否かの選別にもつながります。
申し込み・必要書類の提出
インターネットや電話、窓口での相談や郵送など、さまざまな申込方法に対応しています。ただし、どのファクタリング会社もすべての申込方法に対応しているわけではないため、事前に確認をしましょう。
申込時に必要な書類は主に以下の通りです。
【ファクタリングの申込時に必要な書類の一例】
● 直近の決算書の一式
確定申告書別表(一)の控え、貸借対照表、損益計算書、勘定科目明細
● 保有している全銀行口座の直近の入出金明細が分かるもの(3ヶ月分程度)
● 請求書 ※請求金額・入金日が確定しているものに限られます。
審査・見積
申込内容や提出書類をもとに審査が行われ、ファクタリング利用の可否や手数料などが決まります。取引を繰り返してファクタリング会社との信頼関係ができてくると、審査が徐々に簡易になっていく場合があります。
契約・入金
請求書の買取金額や手数料に問題がなければ、契約を締結します。万が一のトラブルを防ぐためにも、契約書はすみずみまで確認しておきましょう。また契約書で「償還請求権なし(ノンリコースファクタリング)」となっていることを必ず確認してください。
契約の締結後、ファクタリング会社から売掛金から手数料を差し引いた金額が指定の口座に振り込まれます。
個人事業主でもファクタリングは利用できる!上手に活用しよう
ファクタリングとは主に売掛債権を買い取ってもらうことで、現金化する資金調達方法です。ファクタリングも融資のように審査はありますが、取引先や売掛債権の信用が重視されます。創業して間もない事業者、あるいは赤字決算の個人事業主でも資金調達ができる可能性があります。
また、一般的に銀行融資や補助金・助成金といった資金調達方法よりも審査が早いため、場合によっては即日事業資金が受け取れます。
バイオンのファクタリングサービスは、申し込みから審査、現金の振り込みまですべてWEB上で完結。必要書類も画像でアップロードするだけで、来店や面談の必要がありません。
審査はAIを活用してスピーディに行われることから、最短60分で買い取りが可能です。手数料は一律で申請金額の10%と振込手数料500円のみ。あらかじめ手数料が決まっているため、審査が終わるまで手数料が分からずに不安を感じることがありません。
急ぎで資金が必要な個人事業主は、バイオンのファクタリングサービスをご検討ください。
オンライン完結だから早い!バイオンのAIファクタリング
最短60分のAI審査で、請求書(売掛金)を即日買取させていただきます。
個人事業主様から中小企業様まで資金調達の際はぜひバイオンのAIファクタリングサービスをご利用ください。
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