ファクタリングの審査に通らない理由は?審査に通過するためのポイントも解説

目次

CLOSE
    ファクタリングの審査に通らない理由は?審査に通過するためのポイントも解説

    ファクタリングで素早く資金調達したいけど、審査に通るか不安に思う個人事業主やフリーランスもいるのではないでしょうか。

    この記事では、ファクタリングで資金調達をしようと考えている個人事業主(フリーランス)向けに、ファクタリングの審査に通らない理由や、審査に通過するためのポイントを解説します。

     

    ファクタリングの審査に通らない理由

    ファクタリングは売掛債権をファクタリング業者に売却して、資金化する資金調達方法です。ファクタリングも融資と同様、審査がありますが金融機関の融資より利用しやすい傾向があります。

    しかし、場合によっては、ファクタリングの審査に通らないこともあります。以下、ファクタリングの審査に通らない主な理由を見ていきましょう。

     

    売掛債権に問題があって審査に通らないケース

    売掛債権に何らかの問題があると、審査に通らない可能性があります。審査に落ちる可能性がある売掛債権の特徴を6つ紹介します。

    架空債権の疑いがある売掛債権

    利用者とファクタリング業者で契約をする2社間ファクタリングは、売掛債権と銀行口座の入出金明細といった書類だけで申し込めることがあります。そのため悪質な利用者が、架空債権をファクタリング業者に持ち込んでくるかもしれません。

    架空債権とは偽造、ねつ造された請求書のことです。中には利用者と売掛先が共謀したり、事業活動の実態がないペーパーカンパニーを使って架空の請求書をしたりするなど、悪質なケースもあります。

    ファクタリング業者が架空債権の疑いがあると判断した場合、審査に通りません。

    回収の見込みがない売掛債権

    ファクタリングは、取引先の倒産などで取引先から売掛金が回収できなかったときの未回収リスクは、基本的にファクタリング業者が負います。

    そのためファクタリングは未回収リスクを避ける目的で活用されることがあります。

    しかし取引先の財務状況から、売掛金の回収が明らかに難しいと判断された場合は審査には通らないでしょう。

    逆にファクタリングは売掛先に問題がなければ、利用者の信用情報に問題があっても審査に通る可能性があります。

    一時的な売掛債権

    継続的な取引ではない、一時的な取引や新規取引から生じた売掛債権は、審査に通りにくい傾向があります。

    これは、どちらも取引先から売掛金が入金された実績がないことから、期日までに利用者に売掛金を入金してくれるか判断がつきにくいためです。

    一方で長期に渡って取引をしている取引先の売掛債権であれば、審査に通る可能性が高くなります。

    支払いサイト(回収サイト)が長い売掛債権

    支払いサイト(回収サイト)とは、取引代金の締め切りから実際に売掛金の支払期限までの期間のことです。売掛金が入金されるまでの期間が長いほど、その間に取引先が倒産するリスクが高くなるため、審査に通りにくくなります。

    目安として、支払いサイトが60日を超える売掛債権は、審査に通りにくい可能性があります。

    二重譲渡の疑いがある売掛債権

    二重譲渡とは同じ売掛債権を複数のファクタリング業者に売却することです。同じ売掛債権で、複数社から売却代金を得る二重譲渡は違法です。

    当然、二重譲渡の疑いがある売掛債権は、審査に通りません。故意でなくうっかり二重譲渡した場合でも、犯罪行為になるので注意してください。ただし、複数社に売掛債権を提示して、見積もりを取るだけであれば問題はありません。

    個人事業主の売掛債権

    融資の場合と同じで、ファクタリングでも法人に比べて個人事業主は信頼性の点で劣ると見なされがちです。そのため、個人事業主の売掛債権は、審査に通りにくいかもしれません。

    そもそも個人事業主やフリーランスの売掛債権は、買取不可としているケースもあります。

     

    利用者に問題があって審査に通らないケース

    売掛債権には問題がなくても、利用者側に問題があって審査に通らないケースもあります。利用者に問題がある主なケースを4つ紹介します。

    利用者自身の身元や人間性に問題がある

    2社間ファクタリングでは、取引先から利用者に売掛金が入金されても、使い込んでしまったり、別の用途に使ったりしてファクタリング業者に返済されないリスクがあります。

    2社間ファクタリングは特にリスクが高い取引なので、審査では利用者の身元や人間性も重視されます。

    面談での審査で横柄な態度を取ったり、あるいは急いでいるからといって「早く審査しろ」と威圧的な態度で接したりすると、人間性に疑念を抱かれ、審査に通らない可能性が高くなるでしょう。

    信用情報に重大な問題がある

    ファクタリングは取引先の信頼性が重視されるため、利用者の信用情報に問題があっても利用できる可能性があります。

    しかし、あまりにも利用者の財務状況が悪かったり、多くの仕入先で返済が滞っていたりすると、売掛金が入金されても利用者が使い込んでしまう可能性があるため、審査に通らないことがあります。

    ファクタリングは売掛金の信頼性を重視するものの、利用者の信用情報も考慮されることがあるため注意が必要です。

    過去に返済遅れや不正があった

    ファクタリングは取引先から売掛金が入金された後、ファクタリング業者に返済しなければなりません。しかし返済が遅れると、それ以降ファクタリング業者の審査に通りにくくなる可能性があります。

    ファクタリング業者への返済が遅れた理由が、取引先からの入金遅延だった場合、以降その取引先の請求書は買い取ってもらえないかもしれません。

    また取引先から入金があったにもかかわらず、利用者の責任でファクタリング業者への返済が遅れた場合は、利用者がファクタリング業者からの信頼を失ってしまいます。

    個人事業主(フリーランス)として事業を行っている

    個人事業主(フリーランス)は事業規模が小さく経営営体力も弱いケースが多いといった理由から、そもそも個人事業主(フリーランス)は利用不可としているファクタリング業者があります。

    また2社間ファクタリングでは、二重譲渡のリスクを回避するために債権譲渡登記を求められることがあります。債権譲渡登記とは、債権を譲渡した事実を、債務者以外の第三者に主張できる手続きのことを指します。

    しかし債権譲渡登記ができるのは、法人だけです。そのため実質個人事業主は、債権譲渡登記を必須としているファクタリング業者を利用することはできません。

     

    ファクタリングの審査に通過するためのポイント

    ファクタリングの審査の特徴を理解し対策を立てておけば、審査に通りやすくなる可能性があります。以下、ファクタリングの審査に通過するためのポイントを3つ紹介します。

    言動や振る舞いに気を付ける

    面談が必要なファクタリング業者に申し込む場合、担当者に好印象を抱いてもらえるよう、言動や服装、態度などに注意しましょう。

    面談不要であっても、メールの質問事項に的確に回答する、電話での問い合わせに誠実に回答する、必要書類を不備なくそろえるだけでも、相手の印象は変わります。

    逆にファクタリングの返済を滞りなく行い、何度も同じファクタリング業者を利用して良好な関係が築いていくと、必要書類が少なくなったり、手数料が安くなったりするなど優遇してもらえることもあります。

    信頼性が高い売掛債権を売却する

    ファクタリング業者は、売掛先の倒産による未回収リスクや二重譲渡・架空債権による損失を避けたいと考えています。

    そのためファクタリングの審査通過率を高めたいときは、以下のような取引先の売掛債権を優先的に提示しましょう。

    • 上場企業や公的機関
    • 長期に渡って取引がある
    • 業績が良い、社歴が長い、財務体質が健全
    • 支払サイトが短い

    売上債権の存在を証明する補足資料も添付する

    売掛債権が本当に実在することを証明できる資料も添付すると、審査に通過する可能性が高まるでしょう。

    例えば、請求書だけでなく、契約書や発注書・納品書・受注書なども請求書の信頼性を高める材料となり得ます。

     

    個人事業主のファクタリングならバイオンがおすすめ

    バイオンのファクタリングサービスは、フリーランスや個人事業主から中小企業まで、誰でも申し込めます。また個人事業主でも申し込みやすいよう、5万円から申し込みが可能です。

    さらにAIを活用した独自の審査により、来店や面談をすることなく、申し込みから契約までWeb完結で行えます。審査時間は最短60分なので、即日振り込みも可能です。

    2社間ファクタリングのため、取引先に通知が届く心配もありません。フリーランスや個人事業主でファクタリングを利用する方は、バイオンのファクタリングを検討してみてください。

     

     

     

    オンライン完結だから早い!バイオンのAIファクタリング
    最短60分のAI審査で、請求書(売掛金)を即日買取させていただきます。
    個人事業主様から中小企業様まで資金調達の際はぜひバイオンのAIファクタリングサービスをご利用ください。
    ▶︎ 登録がお済みでない方はコチラ!