ファクタリングでよくあるトラブル5選|業者選びのポイントも紹介

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    ファクタリングでよくあるトラブル5選|業者選びのポイントも紹介

    ファクタリングは急に資金が必要になったときに便利なサービスです。しかし手数料が極めて高い、あるいは違法な契約を締結しようとする悪徳業者などもいるため注意しましょう。

    この記事では、ファクタリングでよくあるトラブルや業者選びのポイント、ファクタリングを利用するときの注意点を紹介します。

     

    ファクタリングでよくあるトラブル5選

    ファクタリングは、ほんのちょっとした油断からトラブルに巻き込まれる可能性があります。よくあるトラブルを5つ紹介します。

    契約内容に相違があった

    【事例1】

    3社間ファクタリングを利用していたつもりが、契約は2社間ファクタリングだった。3社間ファクタリングだと思っていたため、売掛債権の売却代金入金後のやり取りを取引先とファクタリング業者で行ってくれると勘違いしており、ファクタリング業者から督促が来てしまった。

    ファクタリングは利用者とファクタリング業者の2社で契約をする2社間ファクタリングと、取引先も交えて契約をする3社間ファクタリングの2種類があります。2社間ファクタリングの場合、取引先から売掛金の入金があったら、利用者が期限までにファクタリング業者に返済をしなければなりません。

    2社間ファクタリングと3社間ファクタリングでは、取引先への通知の有無や売掛債権の入金フローが大きく異なるため、契約前に確認しておくことが重要です。

    契約書を発行してくれない

    【事例2】

    先方の提示した条件に同意し契約をすることにしたが、契約書が発行されなかった。「おかしい」と感じながらも、急いで資金を確保したかったので契約を締結。しかし実際に振り込まれた金額が、当初提示された見積もりより少ないため確認したところ、不明瞭な手数料が多数差し引かれていた。

    印紙代節約のために、契約書を交付しないファクタリング業者もあります。しかし弁護士やその他機関に契約書を持ち込まれることがないよう、意図的に利用者に交付しない悪徳業者かもしれません。契約書は必ず交付を受け、内容を確認しましょう。

    担保や保証を求められた

    【事例3】

    利用しようとしたファクタリング業者が、家族を連帯保証人にするよう求めてくる。あるいは担保として小切手や、会社の通帳を差し出すよう求めてくる。

    そもそもファクタリングは債権の売買契約であるため、融資のような担保や保証人は必要ありません。またファクタリングは、取引先の倒産などで売掛金の回収ができない場合、利用者に責任が及ばない償還請求権なし(ノンリコース)が基本です。

    特に次のようなケースでは、ファクタリングではなく実質貸金業に該当し、闇金業者がかかわっている可能性があるため注意しましょう。

    • 担保や保証人ありの契約
    • 償還請求権あり(ウィズリコース)の契約

    悪質な取り立てをする

    【事例4】

    ファクタリングを利用し、取引先から入金があったが急な支払いがあり、ファクタリング業者に返済ができなくなってしまった。そのことをファクタリング業者に報告すると、態度が急変。事務所に押しかけてきて、近隣に聞こえるように大きな声で騒ぎ立てる。100件以上も事務所に電話をかけてくる。深夜・早朝かまわず督促の電話をかけてくるなど、厳しい取り立てに悩まされた。

    そもそも売掛金が入金された後、ファクタリング業者への返済ではなく支払いに充ててしまった点は問題です。ただ、一般的なファクタリング業者であれば、督促はありますが、上記のような厳しい取り立ては行いません。

    この事例の場合、ファクタリング業者を装った悪徳業者と取引をしている可能性があります。悪徳業者と取引しないよう、信頼できるファクタリング業者を選ぶことが大切です。

    高額な手数料で契約をしてしまった

    【事例5】

    ファクタリングを利用するのは初めてだったが、とにかく早く現金がほしかったので、手数料相場もわからないまま契約をしてしまった。後になって手元に振り込まれた金額が少なく、後悔している。

    ファクタリングの手数料の相場は、2社間で8~18%、3社間で2~9%です。これよりも手数料がはるかに高いときは、悪徳業者の可能性が高いため避けるべきでしょう。

    また著しく安い場合も手数料の安さで目を引いて、あとから詳細不明の手数料が上乗せされる場合もあるため注意が必要です。

     

    ファクタリング業者選びのポイント

    消費者金融は貸金業法の規制を受けますが、ファクタリングは融資ではないため、そのような法律がありません。悪徳業者に出会う可能性もあるため、業者選びは慎重に行う必要があります。ここでは、ファクタリング業者選びのポイントを紹介します。

    ファクタリング業者の評判や信頼性を確認する

    利用しようとしているファクタリング業者の評判などが検索できるようであれば、必ず確認しておきましょう。良い評判ばかりではないかもしれませんが、あまりにも悪い評判が多いときは注意が必要です。

    またファクタリング業者の公式サイトも、必ず確認しておきましょう。公式サイトがなかったり、公式サイトがあっても所在地の記載がなかったりする業者は、悪徳業者の可能性があります。トラブルがあった場合、すぐに撤収できるようにしているのかもしれません。

    契約書の中身を細かく確認する

    ファクタリング契約をしたら、忘れずに契約書の控えを交付してもらいましょう。急ぎで資金が必要かもしれませんが、必ず契約内容の詳細まで確認してください。

    契約書で特にチェックしておきたいのは以下の内容です。

    • 金銭消費貸借契約ではなく「債権譲渡契約(売買契約)」と明確に記載されているか
    • 担保や保証人などを求められることはないか
    • 償還請求権なし(ノンリコース)の契約になっているか

    該当していない項目が1つでもあると、悪徳業者の可能性があります。

    複数業者に見積もりを取る

    特にはじめてファクタリングを利用する場合、急いでいても、必ず複数業者に見積もりをもらいましょう。

    複数業者に依頼をすれば手数料の相場が見えてくるため、著しく高いあるいは安い手数料で契約を締結するリスクは避けられます。

    複数社に見積もりを取ることは問題はありません。ただし、同じ売掛債権は他の他のファクタリング業者に二重譲渡になるため注意が必要です。二重譲渡は、悪質と判断されると詐欺罪や横領罪などを問われる可能性があります。

    売掛債権を売却してしまった後に、より高く買い取ってくれるファクタリング業者が現れたからといって売却するのは絶対に辞めましょう。

     

    ファクタリングを利用するときの注意点

    ファクタリングは2社間ファクタリングよりも、3社間ファクタリングのほうが手数料が安い傾向があります。

    ただし3社間ファクタリングは、ファクタリング業者が直接取引先とやり取りをして売掛金を回収するため、ファクタリングの利用を秘密にしておくことができません。

    またファクタリングで売掛債権を売却して、実際に手元に振り込まれる現金は、売掛金額からファクタリング業者の手数料を引いた金額です。資金繰りが苦しいからといって継続してファクタリングを利用すると、運転資金がどんどん目減りしてしまいます。

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    バイオンのファクタリングはAIを活用した独自の審査を行うため、スピーディに売掛債権の資金化ができます。2社間ファクタリングなので、売掛債権の売却を取引先に知られる心配がありません。

    担保や保証人は不要です。償還請求権もないため安心して利用できます。またファクタリングにかかる手数料は一律で10%と振込手数料の500円のみと、わかりやすい手数料体系になっています。

     

     

     

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